メール文例:見出しの階層は浅く
メール文例:見出しの階層は浅く
メール文の見出しは1階層が普通ですが、長文のメールや月報、議事録などでは、 2階層以上にすることがあります。
読み手は、メール文を並び順に従って読み進みますから、見出しの階層を深くしすぎると、上下関係がわかりにくくなって、階層を深めた効果が出にくくなります。メール文では2階層以内を原則とし、それ以上になるときは表現上の工夫をします。
<例>
【PL関係】
@ドキュメント関連のPL ?英文カタログにおける警告表示
英文カタログの表記に関する要望が米国拠点からあった。Notice欄のアラー卜シンボルマークは米国では、一般には使われていないというものであった。検討した結果、米国拠点の要望に沿って、英文カタログはアラー卜シンボルマークなしの表記とすることにした。
Aマニュアルの原稿チェック
医療事業部で発売する新製品「顕微鏡ユニットKBU100」のマニュアル原稿をチェックした。PLの見地から、餐告表示のフォーマットの統一ユーザーに間違った安心感を抱かせる表現の削除などを要請した。
B製品安全関連のPL ?セミナー開催
製品安全委員会主催で、技術部のキーマンを対象にした安全設計セミナーを開催した。参加者は、関連会社も含めて140名。
C安全設計基準の改訂版発行
2年前に発行した安全設計基準を全面的に見直して改訂版を発行した。
【ドキュメント関係】
@グロ一バルドキュメンテーションの推進:各拠点の担当者会議の開催
10月中旬に、米国、欧州の各拠点のドキュメント担当者が日本に集まり、ドキュメント制作ソフトおよび電子媒体の標準化について、話し合うことになった。
A差分情報連絡方法の改善 ドキュメント改訂時の・・・。
例は3階層の見出しを付けた月報ですが.最上位の見出しを中央揃えにすることで、見かけ上は2階層の印象を与えています。3階層以上になってしまうとき、階層関係をわかりやすくするための一つの工夫です。
メール文例:見出しの階層は浅く 関連ページ
- メール文例:視点を変える
- メール文例:1往復半のルール
- メール文例:電子メールの主な要素を知る
- メール文例:Subject (表題)は短く具体的に
- メール文例:チェインレターは転送しない
- メール文例:読み手は誰かを常に考える
- メール文例:全体の主題から外れない
- メール文例:前文・末文は簡潔に書く
- メール文例:メールの内容にふさわしい表現
- メール文例:5W1Hで確認する
- メール文例:半角カタカナ外字は使わない
- メール文例:こまめに返事を出そう
- メール文例:記述の順序を考える
- メール文例:テキス卜以外のデータの送り方
- メール文例:異質な情報を分離する
- メール文例:段落を意識する
- メール文例:主題は一つに限定する
- メール文例:段落の主題は冒頭で
- メール文例:段落は小さめに
- メール文例:長文には小見出しを
- メール文例:長文メールは最初に概要・目的を
- メール文例:どこから本題かを示す
- メール文例:かなと漢字の認識
- メール文例:50字以内が目安
- メール文例:不要な接続詞は省く
- メール文例:不要な諸句は削る
- メール文例:不要な修飾語は削る
- メール文例:能動態で書くのが原則
- メール文例:読点は少し多めに
- メール文例:主部と述部を近づける
- メール文例:できるだけ肯定文で
- メール文例:具体的に書く
- メール文例:返信しやすいように書く
- メール文例:引用は過不足なく
- メール文例:勝手に引用文の内容を変えない
- メール文例:引用文と返信文の対応に空白行を
- メール文例:引用を予測して段落を分ける
- メール文例:引用を何度も繰り返さない
- メール文例:魅力のある小見出しに
- メール文例:転送するときは断わり書きを入れる
- メール文例:段落に記号を付けて区別する
- メール文例:必要な情報不必要な情報
- メール文例:順序が重要でない箇条書きには記号を
- メール文例:順序がある箇条書きには番号を
- メール文例:コロン(:)を使って簡潔に