メール文例:1往復半のルール
メール文例:1往復半のルール
メールの効率の良いやりとりは、こちらからメールを出す、相手から返事が来る、
それに対して返事をして終わるという形です。
「自分→相手→自分」という「1往復半」を心がけましょう。
例として、打ち合わせの日時を決める場合を考えてみます。
@自分: この点について打ち合わせをしたいと思います。
A相手: 打ち合わせの日時はどうしましょう?
B自分: それでは14日か15日はいかがですか?
C相手: あいにく14日と15日は都合がつきません。
これでは決定するのに何度もメールのやりとりをしなければなりません。
次のように書くと「1往復半」で終わり、効率的です。
@自分: 打ち合わせの日時ですが、次にいくつか候補をあげます。ご都合の良い日時をお知らせ頂けると幸いです。
・9月14日(火) 午前10時から
・9月15日(水) 午後2時から
・9月17日(金) 午後3時から
A相手: それでは次の時間でお願い致します。
>・9月17日(金) 午後3時から
B自分: さっそくのご返事ありがとうございました。
>それでは次の時間でお願いいたします。
>>・9月17日(金) 午後3時から
承知致しました。午後3時にお待ちしております。
相手から打ち合わせの提案があった場合にも、同じように1往復半を心がけましょう。
@相手: 来週のご都合の良い時間をお知らせください。
A自分: 次の候補のうちでしたら、いつでもかまいません。
・9月14日(火) 午前10時から
・9月15日(水) 午後2時から
・9月17日(金) 午後3時から
ご都合の良い日時で決定して頂いて結構です。
B相手: それでは下記の日時でお願いいたします。
>・9月17日(金) 午後3時から
「ご都合の良い日時に決定していただいて結構です。」というように書いておくと、相手から返信がきた段階で日時が決まります。
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